ときどき、ネットで論争になるものにこういうのがある
「学校の先生が正解が『4×2』のところを『2×4』で✕にしとる!答え合っているんだからよくない?」
みたいなのをUPされているのを見るたびに残念に思う(もちろん個別具体的に見て、先生がおかしいなと思うこともあるが…)
その先生は答えがあっていればいいとは思っていないわけであって、プロセスを大事にされているのだ
俺はそういう信念をもった先生の方が信頼できる
答えがあっていればいい、なんていうのはある段階を除いては害でしかない
小中学生に徹底していることは
守・破・離でいうところの「守」だ
勉強ができるようになるための基本中の基本は
「人の話をよく聞く」
である
「よく聞く」、というのは曖昧な言い方だけれど、
宿題をやるときに先生が話していたことを脳内で再生しながら問題を解けるレベルの聞き方が「よく聞く」だ
俺たち講師全員は、生徒の「よく聞く」をそのレベルまでに持っていかないといけない
「ここで間違えるやつ多いんよなあー」と先生が言っていたのなら
宿題をやっているときに
「ここで間違えるやつ多いんよなー」と脳内再生、もしくは脳内つぶやきをしながら解くレベルにもっていければ必ず学力は上がる
ノートチェックは毎回厳しいが、こどもたちに「よく聞く」をしてもらうために徹底していきたい