人は成長すればするほど、社会的な地位が上がれば上がるほど、年齢を重ねれば重ねるほど
叱ってくれる人がいなくなる
塾の先生なんか特にそうだ
塾の先生って「今日から私は塾の先生になります」と言った瞬間に「先生」という肩書がつき、偉そうになる
本当は全然偉くもなんともない
「先生、先生」と頼りにしてくださる保護者の方々や慕ってくれる生徒のみんなのためにも
日々勉強しなきゃいけない発展途上の未熟者だ
でも、こういう職業柄、人から注意されたり、叱ったりされることは極端に少ない
本当に本当に気をつけないと、いつかどこかで足元をすくわれる
実るほど頭の垂れる稲穂かな
この俳句は天才的な比喩表現だけれど、本当にそうありたいと思う
人はぬるま湯につかると、甘えがでるし、成長はストップしてしまう
注意してくれる人には感謝して、そうでなくても自分で自分のよくないところに気付けるように
頭の垂れる人間でいたいと思う