『あなたが誰にも負けないことは何ですか?』
この質問は、僕が就職活動をしていた時に聞かれた質問だ。
高校推薦入試や大学推薦入試・AO面接などでもよく聞かれる質問の1つである。
『あなたが誰にも負けないことは何ですか?』
君ならなんて答える?
・僕は野球で県大会出場しました!なので野球には自信があります!
・私は高校時代短期留学(3ヶ月)でアメリカで英語を学びました!なので英語には自信があります!
・僕は高校時代生徒会長でした!なのでリーダーとして統率していく力があります!
こんな感じで答えるかな?
たしかに、1つ1つの内容は素晴らしいし、簡単にできることではない。
でも….
『あなたが誰にも負けないことは何ですか?』
に対しての回答としては、、、、
そんなに大してことではない。
誰にも負けないこと
つまり
日本で戦うなら、1人/1億2千万人
世界で戦うなら、1人/77億人
にならなければならないのだ。。。。
絶対に無理!!!
同世代には、
野球で甲子園優勝してるヤツがいる。
帰国子女で英検1級もってるヤツがいる。
生徒会長どころか、会社の社長してるヤツがいる。
そう。
世の中にすげーヤツは山ほどいる。
なら、こんな質問するな!!答えれん!!
と当時の僕は思ってた。
では、企業は実際に卓越した才能のやつ(1/1億)を見つけ出そうとしていたのかというと、そうではないと思う。
『あなたが誰にも負けないことは何ですか?』
の意図は、
『あなたの独自性は何ですか?』
だと思う。
では、どうやったらその独自性が生まれるのだろうか?
それは、特に際立った所のない特徴がいくつか重なった時に強い独自性が生まれる。
例えば・・・
①バスケで県大会出場
②英検準1級取得
③古着コーデの登録者数1000人のユーチューバー
3つを同時に兼ね備えているなら、それは数少ない希少人材になる。
それこそ、アメリカで古着を売る人材として適任である。
アメリカのバスケ関連の人とも繋がりをもち、海外の人脈を増やす可能性だってある。
「そこそこ」の個性を組み合わせることによって、「逸材」へと化けるのだ。
他人と比べて落ち込む必要はない。
自分の個性を掛け合わせて、独自の個性を創り上げていこう!!