明日から東京に行くHちゃんとのランチだった
Hちゃんは春から東京で大学生をする
初めて僕がHちゃんに挨拶したときは「かわいらしい女の子が塾に入ってきてくれたなー」が第一印象の女の子だった
高校1年の終わりか、2年の初めだったかそのへんだっただろう
僕は本当にときどき話すくらいで、世利先生はじめ担当講師の先生たちから聞く話でHちゃんを知っていた
第二印象は破天荒娘(笑)
詳しいエピソードは避けるが、素直さがゆえに破天荒だった(笑)
上領先生が英語の授業をそっちのけで、時間もスーパーオーバーして、ずっと悩み相談を受けている日があった気がする
世利先生も何度も何度も彼女と面談をして、今後どうしていくのか、どうしていきたいのかをとことん話してくれた
手前味噌で申し訳ないのだが、世利先生はすべての生徒に対して、常に諦めず根気強く、そして冷静に話をし、そして熱く励まそうとするいい先生だ
その世利先生でさえ、ものすごく苦労していたように思う
ところが、あるとき、Hちゃんはコース変更をして、受験対策コースに移って受験勉強をしたいと言い出した
ずっと破天荒だったのに、勉強にすべてを捧げる覚悟を決めた様子だった
覚悟
腹をくくる
背水の陣
あの覚悟を決めた瞬間で受験生活はスタートした
そして、Hちゃんは第一志望の大学に合格することになる
ここからは現高校生へのアドバイスだ
Hちゃんは約1年本当にがんばったと思うけれど、あの瞬間の覚悟が合格の50%を占めていると言っても過言ではないと思う
特に今まであまり勉強してこなかった子は相当な覚悟が必要だ
やっぱり長年、生徒を見ていて思うのは、コツコツやっている子がやっぱり受験では強いっていうこと
大逆転合格って響きはいいけど、やっぱりコツコツやっている子に勝つのは相当ハードルが高い
でも、覚悟を決めて、戦略を立てて、コツコツやれば、大学入試くらいやってやれないことはない
大切なことをもう一度言おう
受験を成功させたいなら
覚悟を決めて
戦略立てて
コツコツやる
おい、これを読んでいるキミ、もう遊びには飽きただろう?
そろそろ覚悟しないか
キミが何年生であってもいい
高1であろうが、高2であろうが、関係ない
覚悟を決めてやろうじゃないか
俺らも全力で応援するぜ