ときどき、生徒から「先生は賢いから…」って言われてしまうことがある。
できるだけ生徒にはそう思われないように、というよりか、「私もできるようになるんだ」って思ってもらえるように接しているのだけれど、俺の力不足で「先生は賢いから…」なんてことを言わせてしまっている。
しかし、言わせてもらうと俺にはもともとの賢さなんて1ミリも備わっていない。
気合いだけでやってきたと言っても過言ではない。
高校時代・大学時代は自分の頭の悪さに絶望した時期もあったものだ。
でも、心のなかで、必ずできるようになると思っていた。
そして、できるようになるためにはどうすればいいのかを、人に聞き、いつもいつも試行錯誤しながらいい方法を探してきた
俺は目の前にいる生徒たち(君たちだ!)と接するときにも「必ずできるようになる!」と信じて話をしている
本気だ
君が「そんなの無理ですよ、私は賢くな…」と言おうものなら、即座に張り手を食らわせて
「お前がお前の可能性を信じないでどうする!この甘ったれめが!」
と罵声を浴びせながら、砂糖をドロドロに溶かし込んだ激甘のオシルコをお見舞いするほかない
自分が甘すぎて、きっとオシルコの甘さに気付かないだろう
必ずできるようになる
そのゴールだけははっきりしている
だから、あとは方法を考えよう
試行錯誤しよう
絶対にやれるんだという信念のもとに動こう
今はできないかもしれないが、必ずきみにならできるようになる。